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バットマン > エレン・イン

エレン・インEllen Yin)は、アメリカ合衆国のテレビアニメ『ザ・バットマン』に登場するシーズン2までのバットマンの相棒。 声の出演は原語版ではミン・ナが演じ、エリサ・マーザと同様に日本語版では加藤優子が吹き替えを務めた。

キャラクター[]

メトロポリス市警からゴッサムシティ市警に配属された女刑事。男勝りの性格でエリート街道を駆け上がって来た。配属後にブルース・ウェインの友人イーサン・ベネットの相棒となる。髪型はポニーテールで赤い上着を着ている。当初は刑事としての使命感からかバットマンを自警団として敵視し逮捕しようとする。その後、イーサンがジョーカーによりクレイフェイスに変貌させられたため、イーサンを救うべくバットマンと協力することになり以降はかつてエリサがそうであったように警察の立場から相棒として共に悪人達と戦った。ベネットがクレイフェイス化する前にベネットがジョーカーにより浚われた際にもベネットを救う為にバットマンに協力している。一般人であり銃以外に武器は装備していないものの身体能力は高く素手でもロビンやバットガールに引けをとらない活躍をしている。

しかし、シーズン3以降はロビンやバットガールが出るようになったためか2度と登場することはなくその後の消息は2027年にゴッサム市警本部長に就いているとされる以外は不明である。しかし、直接の上司である本部長のジェームズ・ゴードンは登場している。ガーゴイルズでもインと同様にエリサもアンジェラ登場後は戦闘での活躍が減ってしまっている。インとバットマンの関係はウェイスマンが手掛けた前作『ガーゴイルズ』のエリサとゴライアスのように完全な信頼関係は築けるわけではなく恋愛関係にも発展しなかった。

モデルは米国の公式サイトに書かれている通り、本作と一部のスタッフが共通しているアニメ『ガーゴイルズ』の『エリサ・マーザ』をモデルにしたキャラクターである。2人共赤い上着を着ておりジーパン姿の刑事である。愛車もエリサと同型の物を常用している。ただし、ジーパンと靴やアクションシーンの動きなどは『ゴジラ ザ・シリーズ』の『モニク・デュプレ』をモデルにしている。これは、モニクの原語版の声優がアンジェラ役のブリジット・バーコであったためのオマージュだとされている。日本語版ではインと同様に吹き替えを加藤優子が務めた。ただし、言語版の声優はサリー・リチャードソンではなくミン・ナであった。(このことは米国の公式サイトのエリサ・マーザの項目に明記されている。)ただし、エリサと違いインの髪形がエリサのようなロングヘアーではなくポニーテールなのはアンジェラを基本にしているためである。ただし、『ジョーカーの心の中』の回でのみエリサと同様のロングヘアー姿を披露している。 バットマンの相棒としてかなり活躍したが、エリサがシーズン3の最終回まで登場したのに対し、インはシーズン2までの登場であった。さらに、インの場合は同じ人間であるにもかかわらずなかなかバットマンを信用できず、なんとか信用を得ようとするバットマンとなかなかバットマンを信用できないインという構図はゴライアスとエリサの関係のオマージュであり正反対の関係となっている。後に発売されたOVAバットマン ゴッサムナイトと映画ダークナイトに登場するラミレス刑事はインをモデルにしたキャラクターである。(両者共、赤い上着を着用しており髪型がポニーテールという共通点がある。)ただし、ラミレスを演じたのは加藤優子ではなく朴璐美であった。ちなみに、『ジョカーの心の中』の回はガーゴイルズの『信頼と友情』の回と同様にワイズマンが脚本を手掛けているためストーリーは似ており、ジョカーにより囚われたインを助け出すためにバットマンがジョーカーの出すナゾナゾに答えていくというものだが、オリジナルのガーゴイルズではプロテウスに囚われた主人公ゴライアスを助けるべく娘のアンジェラがプロテウスの出すナゾナゾに答えていくというもので、ザ・バットマンとはポジションなどが逆になっている。

戦闘能力[]

オリジナルのエリサ・マーザの戦力が高かくエリサの戦力を間接的に受け継いでいるため基本的に戦闘能力は高く射撃の腕も抜群である。運動能力も高くハリウッド映画並みのアクションシーンを披露している。リドラーとの戦いでは武装したリドラーの部下数人をほぼ素手のみで一掃する実力を見せている。ただし、エリサが設定上はジョーカー以上の戦力を持っていたのに対し、ジョーカーに勝てないことを考えるとエリサよりも戦闘能力は劣ることになる。さらに、エリサのように妖精や勇者を覚醒させる特殊能力なども持ち合わせていない。


fi:Ellen Yin

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