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BATMAN CHILD OF DREAMS
漫画
作者 麻宮騎亜
出版社 講談社
掲載誌 月刊マガジンZ
テンプレート使用方法 ノート

テンプレート:漫画BATMAN CHILD OF DREAMS』(バットマン チャイルド・オブ・ドリームス)は、麻宮騎亜による日本漫画作品。『月刊マガジンZ』(講談社)に連載された。

概要[]

『月刊マガジンZ』の創刊時に好きなヒーローのピンナップを描くという企画が行われたのだが、そこで「バットマンを書きたい」と麻宮が申し出たところ、DCコミック側から許可が出ると共にコミックを描くという話に発展した。

麻宮は当初、バットマンの生い立ちを説明するストーリーを考えていたのだが、「イヤーワン」など似た趣旨のシリーズは既に数多くあるので、バットマンが日本で活躍する話を作るようDC側から要望を受けた。また、日本人が描くということで、アジア系の悪役であるラーズ・アル・グールを登場させるという案も打ち合わせの段階では存在した[1]

あらすじ[]

日本からゴッサム・シティに取材に来た八木優子は、トゥーフェイスの起こしたテロに巻き込まれてしまう。バットマンの活躍でトゥーフェイスは捕まるのだが、そのトゥーフェイスはフェイク(偽物)であることが判明。その後、ペンギン、リドラー、ジョーカー、そしてバットマンのフェイクが次々と現れるが、いずれの犯罪者たちも謎の死を遂げる。ゴートンの捜査から、一連の事件のカギは日本にあると踏んだバットマンは日本へ向かう。 テンプレート:節stub

登場人物[]

バットマン/ブルース・ウェイン
大企業、ウェイン・エンタープライズの筆頭株主であり、バットマンとして悪と戦う男。ゴッサムでの一連のフェイクマン事件の鍵を探すため日本へと向かう。
八木優子/フェイク・キャットウーマン
テレビ関東のニュースキャスター。小学校の頃にゴッサムを訪れた際にバットマンに助けられ、以来憧れている。フェイク・ファーの実験台にされ、フェイク・キャットウーマンになってしまう。
富岡健児/イーヴル・バットマン
優子の叔父であり、富岡製薬会社の社長。46歳であるが、60代ほどの外見をしている。異常とも言えるくらいのバットマンマニア。DNAを組み替えることによって人間のコピーを作る薬品「フェイク・ファー」を作り、何人も実験台として利用した後、ついに自ら完成版フェイク・ファーを使ってイーヴル・バットマンとなり、バットマンと対決する。
ゴードン警部
ゴッサム市警の刑事。バットマンと協力して事件を追う。
アルフレッド
ブルースの執事。バットマンとして活動するブルースを支える。
永井/フェイク・バットマン
優子の同僚のディレクター。未完成のフェイク・ファーによってフェイク・バットマンとして本物と戦うも破れ、死亡する。
ジョーカー
ゴッサムの犯罪者。違法ドラッグの「ファナティック」をばら撒こうとしていたところをバットマンによって邪魔され、アーカム送りとなる。
フェイク・ジョーカー
フェイク・ファーによって作られた偽ジョーカー。優子を人質にバットマンのDNAだけでなく、マスクや命まで奪おうとする。が、バットマンに逆襲され、さらに薬が切れたことにより衰弱死する。
フェイク・トゥーフェイス
フェイク・ペンギン
フェイク・リドラー
いずれもフェイク・ファーによって作られた偽物。

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単行本[]

KCデラックスより全2巻、後に竹書房のバンブーコミックスから一冊にまとめられたものも発売された。しかし、現在どちらも廃刊となっている。

KCデラックス
バンブーコミックス

脚注[]

  1. 竹書房版コミックスのインタビューより

テンプレート:Manga-stub tl:Batman: Child of Dreams

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